タバコを止めて人生の愉しみが一つ減ったけど
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最終更新日:2020/04/23
口臭予防, 身体の中から改善する
タバコを止めて、ほぼ10年が経った。
当時は1日に3箱近くも吸うヘビースモーカーだったけどねぇ。
肺気腫の様な息苦しい症状も出ていたし、どんどんと上乗せされる税金に嫌気がさして禁煙に踏み切った。

禁煙した当初は、このストレスフルなブラックな生活でタバコを止める事は私には無理なのかもしれないと考えていた。
しかし家族からは口臭や体臭の事も散々言われていたし部屋も車もタバコのヤニで、まるでコールタールを吹き付けた様な有り様だった。
禁煙外来で始めた当初は何度もタバコを吸う夢を見たり苦しんだけど不思議な事に1度もタバコを吸わないで10年経過した。
タバコを止めた人は極端にタバコの煙が嫌いになるか、または禁煙に失敗して吸い始めてしまうか。私は何故か、そうはならなかった。
居酒屋でとなりの同僚がタバコを吸っていても煙のニオイはキライではない。寧ろイイ香りに感じてしまう。今でもタバコと珈琲で過ごした時間は懐かしく感じる。タバコを止めた事で人生の愉しみの一つが消えたとさえ感じている。
でも、そんなんだったら、タバコ我慢出来ないんじゃないの?・・なんて聞かれる事も有るけど吸う事は無い。
それは煙の香りは良く感じても人のタバコの口臭や体臭がクサいと感じるからである。
私ほどのチェーンスモーカーだと汗からもタバコのニオイがするので着ているモノも全てがクサかったのだ。
それが、タバコを吸っている間は全く判らなかった。
けど、今はよく判る。
コンビニのタバコ陳列棚を見ると私がタバコを止めた10年前に比べたら普通の紙巻きタバコ以外にもアイコスに代表される様な加熱式タバコも様々な種類が有り陳列棚の面積は増えているのではないかとさえ思える。
でも、タバコが吸える場所は年々減り続けている。
タバコを止める決断をする間際の時代も、街の喫煙スペースは徐々に削られ、どこに出掛けてもタバコを吸える場所を探す事が第一の条件になっていた。
自分がまるで酸素の供給が旨く行かなくなった水槽で苦しそうに水面で口をパクパクさせている金魚の様に思えていた。
タバコと珈琲で、かけがえのない時間を過ごした思い出は有るけど、禁煙した後に始めた自転車で如何に自分の身体がズタボロになっていたのかを思い知る事となった。
今はタバコからは完全に開放されて、レジでタバコを注文している人を見掛けると、この事だけは勝ち組だと思える。
1ヵ月にタバコ代だけで3万円近くも消費していたので金銭的にも余裕が有る。体臭や口臭は当然だか徐々に改善され自転車で大量にかく汗からは徐々にタールのニオイが消え、顔色や肌艶も良くなった。不思議な事に顔の皺が微妙に減ったのは後から気が付いた。
駅の階段を登るだけで呼吸困難の様な症状に見舞われていたが今現在は自転車で長距離を走ったりジョギングも出来る。
ただ・・ひとつだけタバコを吸っていた時よりも悪化してしまった事が有る。
それはデブになったって事。
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