遺伝子に刻まれているもの
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最終更新日:2020/08/01
自分の身を守る行動
台風が過ぎる度び徐々に気温も下がって、既に10月。衣替えの時期。
自転車に乗っていると、空を見ている機会は多くなるが、もうすっかり秋の空。
通勤の満員電車では学生さんの冬服が目立ちだし、仕事に向かう人も上着を着る人が多くなります。
しかし、デブな私はまだまだ薄着のままです。駅まで自転車なので微妙に汗ばんでもいます。汗をかいたまま満員電車に乗るのは、傍迷惑だし私もイヤなので汗を拭きとった後に乗車していますが、以前は満員電車に乗る事自体がイヤでした。
オッサン臭と脂臭さ全開なデブが人混みに紛れるのは、かなり勇気が必要な時期が有りました。常に自分のニオイの事で他人が噂をしている妄想に摂り付かれていました。
しかし現在は全く気にならなくなりました。汗をかいてもニオイを気にする事は殆どなくなりました。未だにデブですが、体臭レベルは常人レベル以上に改善したと感じているからです。
妄想に捕り付かれたと書きましたが、自分で自分の精神を痛めつける最悪の行為でした。
終いには人混みどころか他人と会う事すら苦痛になり、全てのコミュニケーションに支障が出ました。
今となっては懐かしさすら覚える思い出ですが、後に当時の自分の精神状態を考えてみると、自分で自分の事を痛めつける自傷行為に近いと思いました。外からの情報を自分の心のフィルターで増幅して更に自分を痛めつけていたのです。
その時に感じた事は、行き過ぎれば自分の魂のレベルまでにキズを付けて元に戻る事が困難になる・・。
考えてみれば怖い事なのですが、それが病気になるって事なんだと感じた。
このフィルターは人によっては分厚くて鈍感な人や、ペラペラに薄くてダイレクトに衝撃を食らう人も居るけど、鍛える事が出来る。最もイイのはフィルターの厚みが柔軟に変化して色々なものを感じられるけど、魂のレベルまでキズが付きそうな程、衝撃を受けそうな時にはブロックが出来ること。
Yahooニュースで気になる記事を見つけた。
虐待を受けた子どもは、そのトラウマを示す物質的特徴が細胞の中に刻み込まれている可能性があるとする研究論文が2日、発表された。研究は、過去の虐待歴を調査する犯罪捜査の助けとなる可能性を秘めている他、トラウマが世代間で受け継がれるのか否かをめぐる長年の疑問解明への一歩ともなり得る。
これは虐待等の辛い思いをした情報が遺伝子レベルで記録されるって事だと思うけど、その記録された情報は多分、その人のその後の人生に多大な影響を与える事になるのだと思う。
何か人生の歯車の具合で虐待やいじめ等、辛い経験をする事って人によっては有るかもしれないけど、やはり重要なのは魂のレベル(遺伝子のレベル)にまでキズを付けない事が、その後の人生に於いて重要に思う。
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