健全な精神は健全な肉体に宿る

この言葉を初めて知ったのは、遥か彼方の昔、とある団体の某大物会長がテレビCMで放送しているのを観て知った。

その言葉の語源になっているのは、デキムス・ユニウス・ユウェナリスと言う古代ローマ時代の詩人が残した詩だそうで、本来の意味は全く違うものだそうです。

しかし、殆ど一般的な「健全なる精神は健全なる身体に宿る」の意味は身体が健全であれば精神も自ずと健全になると言う意味として定着している。私も幼少の頃、学校でそんな意味で教えられた記憶が有ります。製作者本人のユウェナリスさんの主張とは全く違うものとして世界中に伝搬したみたいですね。

本来の意味は置いといて、誤用伝搬された意味で最近はホント心の底から、そう思う事が多いです。

身体が健全であれば心も自ずと健全になるし、辛い事が多くても何とか心を健全に保っておけば何とか活路は開けてくる。。

今のご時世、これが難しいし、私の様にブラックな業界に身を置いていると精神的に追い詰められる人も続出です。同じ職場でも自分で鬱気味になるまで気が付かないという人が何人か居ました。

これはホント怖い事だなーと心底最近は考えます。自分でも気が付かないうちに自分を自分で追い込む様な事になってしまい気が付いた時には自分の前のホントに狭い通路しか見えない状態になったりします。

実際に他にも選択肢が有っても、自分でその選択肢が見えなくなっちゃうのです。

このブログのテーマは体臭改善ですが、体臭で悩んで悩んで同じ様に精神的に追い詰められる人も居ます。イジメなども同じ事が起こります。

「健全なる精神は健全なる身体に宿る」

体臭改善の方法を様々実践するうちに、この言葉を深く考える様になりました。

身体と心は、ものの見事に連動していて、鬱気味になれば身体にも様々な痛み等の症状が現れる事になります。

身体を動かし辛いながらにも筋肉が増強されると弱っている心にも様々なホルモンが加勢して持ち上げてくれます。魂にバリアが掛けられ傷付く事を防いでくれます。

そして強く生き抜く為のアイディアの選択肢が降りて来ます。

気分が落ちたり鬱気味が進行したりしていくと、有る筈の選択肢が徐々に見えなくなっていきます。辛いこの道を進むしかない・・と思い込んだりします。

体臭でイジメられたり、他にもどん底に落とされる境遇の人も居るとは思うけど、自分の進む道が、ほっそい一本のイバラの道しか見えなければ、無理せずチョッとづつ運動してみるのも一つの手です。

身体に少しづつ筋肉が付き始める頃には世界は広く道は何本も有る事に気が付くと思います。

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